[内容]
会社や学校など、組織にいれば、いつかは上司や先輩となり、「人の上に立つ」ときがきます。このとき、最初は戸惑うかもしれません。どうやってリーダーシップをとれば良いのか。どうすればチームワークが良くなるのか。悩みが尽きないのではないでしょうか。そんなとき、うってつけの教材があります。「中国古典」です。『孫子』や『論語』などは、昔から多くのリーダーたちが読み継いできた、言わば「管理職の教科書」です。本書は、これから人の上に立つにあたり、知っておくと役立つ中国古典の知恵を紹介するものです。（「はじめに」より）

[目次]
第一章 ソリューションスキルを学ぶ
第二章 インテリジェンスで仕事を制する
第三章 リーダーシップを身につける
第四章 モラルセンスを磨く
第五章 帝王学で人を治める

[著者略歴]
福田 晃市（ふくだ・こういち）
経世済民の方法をさぐるため、中国古典に学びながら、大学では政治学を学び、大学院では教育学を学ぶ。「古為今用＝古人の知恵を現代の問題解決に役立てる」の精神で、執筆活動を続けている。2008年度より、SBI大学院大学（http://www.sbi-u.ac.jp）で、朱子学と中国兵法を紹介している。
主著としては、『孫子の「兵法」に学ぶ仕事力実践ワークブック』（秀和システム）、『萌訳☆孫子ちゃんの兵法』『萌訳☆孔子ちゃんの論語』（以上、総合科学出版）、『これが勝利の方程式！みるみる身につく「孫子の兵法」』（洋泉社）、『中国の兵法に学ぶビジネスフレームワーク』（韓国版『병법에서 비즈니스 전략을 읽다 36계에서 손자병법까지』（유아이북스）『超要点解説とキーワードでわかる・使える はじめての論語』『超要点解説とキーワードでわかる・使える孫子の兵法』（以上、ＳＢクリエイティブ）、『中国人に学ぶ「謀略の技術」』『もうひとつの「孫子の兵法」』（以上、PHP研究所）、『100の「兵法の法則」がマンガで3時間でマスターできる本』（明日香出版社）、『基礎からよく分かる「近思録」』（明窓出版）などがある。