ISBN978-4-88392-955-9 C0126 192頁
発売:2013-10-24 判形:文庫 1刷
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[内容]
前作『世界恐怖旅行』を刊行してから早7年が過ぎ、私の周りには大きな変化があった。私は出身地である沖縄を出て、神奈川県に新しい居を構えていた。そして2008年1月には結婚してしまったのである。これでワケの分からないことばかりしている私も落ち着くだろう。周囲の人はそう思っていたに違いない。
しかし、旅熱とは、人妻になろうがおさまらないものである。
入籍からわずか2ヶ月後の2008年3月、旦那を日本に置き去りにして、私は単独で、東ヨーロッパを含む旧ユーゴスラビア圏を巡る3ヶ月間の旅に出た。そのようなつい最近までドンパチしていた地域に新婚ほやほやで旅立つなんてクレイジーだと友人からは言われたし、旦那にとってはさぞかし勇気のいる決断だっただろう。
そして、事件は早くも旅の初日に訪れた――。
[目次]
【親日国家というのは本当か?】トルコ
【全然ヨーグルトという感じではない】ブルガリア
【混乱のまっただ中にある】ルーマニア
【カウチサーフィンで過ごした】ハンガリー
【深夜のバーにはご用心】クロアチア
【民族紛争の跡が生々しく残る】ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
【荒廃した雰囲気が漂う】セルビア
【まったくもって未知な国】マケドニア
【最近まで鎖国をしていた国】アルバニア
【独立4ヶ月後に訪れた】コソボ
【公務員天国になった旅の最終地】ギリシャ