[内容]
なぜ日本は20年以上もデフレが続いているのか?
なぜ国の借金1000兆円でも超低金利が続くのか?
経済の考え方を根底から変えた木下教授の新理論!
木下氏と三橋氏がタッグを組み、国民の不安をズバリ解決します。
[目次]
第1章 日本はいま恐慌経済である
・経済空間には「通常経済」と「恐慌経済」がある
・デフレと国の借金の関係
・デフレが20年以上も続いている理由
・将来不安とデフレ
・史上最低の長期金利
・だれかが借金をしないと経済は回らない
・「通常経済」と「恐慌経済」では正反対になる
・不況には2種類の不況がある
・問題は政府が金を借りられないこと
・巨額の財政出動でもインフレにならない理由
第2章 悲観論、破綻論の正体
・人口減少がデフレの正体?
・日銀の国債買い入れは超インフレを招く?
・1400兆円が国債発行の限度額?
・団塊の世代が引退して貯蓄を取り崩し始めるので危ない?
・日本はギリシャのように破綻する?
・子孫にツケが回る?
・国債の金利が上がると利子負担で破綻する?
・低金利が続くと国内のお金が海外に逃げ出す?
第3章 バブルと恐慌経済の構造
・恐慌経済で投資が減少する理由
・投資効率が逆転したときバブルは崩壊する
・次のバブル崩壊はどこか?
・限界消費性向と乗数効果
・日本の財政出動は成功例
・経済を決定するのは投資
・リカードの比較優位説と自由貿易
・TPPは日米FTA
・自由貿易は強い国だけが勝つ
・TPPはアメリカも日本も損をする
・バブルとバブル崩壊は80年単位で起こる
第4章 復興、復活への戦略
・日本にとって千載一遇のチャンス
・まずは震災復興、次に橋
・高齢化はデフレではなくインフレ要因
・公共事業は将来世代への贈り物
・寄付金の影響は?
・歴史を見れば答は出ている
・恐慌経済下の社会インフラ整備が次の覇権国を決める
・バブルは必ず発生する
・バブルがはじけるということは悪いことではない
・将来のための社会共通インフラの整備を急げ