[内容]
元祖『脱税のススメ』が刊行されてから５年。
その間、ビジネスの手法は絶え間なく発展し、現在では当時見られなかったような新しいビジネスモデルも登場している。
それは脱税の手口においてもしかり、である。
かつて脱税と言えば、簡単に見破ることのできる稚拙で単純なものがほとんどだった。
しかし、近年の脱税はタチが悪い。隠す方も性根をすえて脱税に取り組んでいるので、複雑かつ巧妙化しているのである。
今回の改訂版では、元祖『脱税のススメ』の頃には見られなかった最新の脱税手口を解説。それに併せて、合法的な脱税ともいえる節税テクニックも紹介した。納税者必見の１冊である。

[著者略歴]
1960年生まれ、大阪府出身。
主に法人税担当調査官として、10年間国税庁に勤務する。
現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている。
フジテレビドラマ「マルサ!!」監修。
著書に「脱税のススメ」シリーズ全４冊（小社）、「確定申告は裏ワザで９割税金が安くなる」（あっぷる社）、「そば屋はなぜ領収書を出したがらないのか」（日本文芸社）などがある。