ISBN978-4-88392-639-8 C0195 192頁
発売:2008-04-25 判形:文庫 4刷
税込649円(本体590円+税)品切れ
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[内容]
2007年11月、僕はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ中央拘置所に拘留されていた。
拘置所内にいたとはいえ、この国で何か犯罪を犯したわけではない。それにも関わらず何百人ものパスポートを持たない不法就労者とともに手錠をかけられ、投獄されていたのである。
あの時、僕はまさに人生のどん底にいた。
「なぜ、こんなことになってしまったのだろう?」
この疑問に対する答えを明らかにするためには、オイルマネーで史上空前の経済発展を遂げたドバイの負の側面を語らなければならない。
(まえがきより)
[目次]
【前編】非常識国家ドバイ
出稼ぎ労働者のバス
イスラム社会は男子校
性の抜け道
太陽光で目玉焼きはできるか?
人間の存在は芝生以下
手抜き工事大国
3億円のナンバープレート
オイルマネーの成金たち…
【後編】地獄のアブダビ中央拘置所
会社が突然閉鎖した!
怠慢なお役所
地獄へ通ずる道
アブダビ中央拘置所へようこそ
世界一の悪臭がする場所
アフリカ連合に所属する
ミルクティー戦争
拘置所の臭い飯
ドバイ・ドリームは悪夢だ
涙の帰国…