ISBN978-4-8013-0843-5 C0193 224頁
発売:2026-09-17 判形:文庫
税込900円(本体818円+税)在庫あり
(在庫状態は2026/09/18 10:03:30の状況です)
558(y558)t0:k0:s0;j0;(c1510;o3760)
[内容]
本作は、「鉄道」をテーマにした多様な作品で構成されるアンソロジーです。
日本で鉄道が開業したのは明治5年のこと。文明開化を象徴する存在でしたが、鉄道は次第に人々の日常へ溶け込んでいきます。
文豪たちも同様に鉄道に親しみ、詩や小説、紀行文などさまざまな文学作品が生み出されました。
横須賀駅から汽車に乗った「私」と同駅で慌ただしく乗り込んできた田舎娘のひと時を描いた芥川龍之介「蜜柑」、女学校を卒業し洋裁の勉強のために上京する娘の心情をつづる小川未明「汽車は走る」、同じ貨物機関車が轢殺事件を起こし続けるミステリー大阪圭吉「とむらい機関車」、鉄道に揺られ渓谷の絶景を活写する田山花袋「耶馬渓の一夜」……。
思わず旅に出たくなる、文豪たちが書いた13編を心ゆくまでお楽しみください。
[目次]
【小説】
『蜜柑』芥川龍之介
『汽車は走る』小川未明
『頭ならびに腹』横光利一
『停車場の少女』岡本綺堂
『動かぬ女』岡本かの子
『列車』太宰治
『とむらい機関車』大阪圭吉
『氷河鼠の毛皮』宮沢賢治
『押絵と旅する男』江戸川乱歩
【紀行文】
『湯ヶ原ゆき』国木田独歩
『シベリヤの三等列車』林芙美子
『大船駅で』萩原朔太郎
『耶馬渓の一夜』田山花袋