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書籍情報

恩師を皮肉る太宰治,作品への勝手な声に不満な夏目漱石…

大作家でも口はすべる

彩図社文芸部編 

サイズシャブンゲイブ 

言葉のプロがうっかり漏らしたぶっ飛び発言のアンソロジー

ISBN978-4-8013-0701-8 C0095 224頁

発売:2023-12-25 判形:4-6 1刷

税込1430円(本体1300円+税)在庫あり

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2657(y294)t0:k0:s2353;j2363;(c4080;o4110)

大作家でも口はすべる

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[内容]
本書は、作家たちの本音や失言、暴言を集めたアンソロジーです。
名作を生み出し、歴史に名を残した作家といえども、言葉選びを誤ることもしばしば。むしろ、必要以上に周囲を巻き込み、世間を騒がす問題に発展することもありました。

師匠である佐藤春夫や井伏鱒二を作品内で皮肉って、大叱責を受けた太宰治。
こき下ろした作家の弟子から決闘を申し込まれた、坂口安吾。
雑誌の後記で、原稿料や各号の売れ行き、もうけの有無まで公開し続けた菊池寛。
新聞社入社にあたり、教師時代の不満を新聞紙面にぶちまけた夏目漱石。
「好きな人の夫になれないなら豚になる」と友人に漏らした、若き日の谷崎潤一郎……。

収録したのは、明治から昭和にかけて活躍した、誰もが知る大作家の逸話。問題発言を含む随筆や手紙、日記、知人らの回想文などから、作家たちの言動を探りました。
大作家による、人間味あふれるぶっ飛び発言の数々。楽しんで読んでいただけると、うれしく思います。

[目次]
第一章 口がすべって大目玉をくらう
第二章 酒が入ってうっかり失言
第三章 原稿をめぐるいざこざ
第四章 愚痴や文句が喧嘩に発展
第五章 性愛がらみの問題発言