ISBN978-4-8013-0493-2 C0021 224頁
発売:2020-11-25 判形:4-6 3刷
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633(y74)t0:k0:s551;j559;(c1055;o1307)
[内容]
江戸時代の日本は徳川将軍家が率いる幕府と、三百諸侯と称された大名家が率いる実数約260もの藩が共同統治する時代であった。
大名といっても100万石から1万石まで格差は大きかったが、石高以外にも様々な基準で格付けされた。そうした区分が組み合わされることで家格は決まったが、その基本は将軍との関係である。将軍に近いほど優遇され、遠いほど冷遇された。
そんな幕府による大名統制の実態を、五つの視点から解明。「 石高でみる格差」「将軍との関係でみる格差」「江戸城でみる格差」「江戸藩邸でみる格差」「参勤交代でみる格差」という切り口を通して、未曾有の泰平の世を可能にした、幕府の巧妙な仕掛けに迫る。
[目次]
第一章 石高でみる格差
第二章 将軍との関係でみる格差
第三章 江戸城でみる格差
第四章 江戸藩邸でみる格差
第五章 参勤交代でみる格差