ISBN978-4-8013-0435-2 C0021 224頁
発売:2020-02-25 判形:4-6 3刷
税込1000円(本体909円+税)在庫あり
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803(y616)t0:k0:s175;j187;(c2273)
[内容]
近年、日本史の分野では、優れた研究によって新たな事実が次々と明らかになっています。そしてそれにともない、歴史の教科書も書き替えられています。
かつての教科書とは、どこがどのように変わったのか、新しい常識とはどんなものか。
豊富な資料とともに、いちばん新しい日本史がわかる1冊です。
[目次]
1章 古代日本の新常識
稲作は縄文時代から行われていた
卑弥呼は「邪馬台国連合」の王だった
聖徳太子は超人ではなく官僚の一人だった
など
2章 貴族の時代の新常識
645年に起きたのは「乙巳の変」
平安京は無法地帯だった
武士ははじめから殺人のプロとして誕生した
など
3章 武士の時代の新常識
九州地方の武士の尽力が元寇を退けた
「倭寇」は日本人だけでなく多国籍の集団だった
戦国時代は「享徳の乱」によって始まった
など
4章 戦国時代の新常識
桶狭間の戦いは奇襲ではなく正攻法だった
比叡山の焼き討ちは大規模なものではなかった
関ケ原の戦いの西軍大将は毛利輝元だった
など
5章 江戸時代の新常識
日本は「鎖国」をしていなかった
参勤交代は見栄っ張りでしまりのない旅だった
ペリーの黒船来航は「想定内」だった
など
6章 幕末・近代日本の新常識
江戸幕府は黒船と理性的な交渉を行った
江戸開城の本当の立役者は山岡鉄舟
「四民平等」という身分制度はなかった
など