ISBN978-4-8013-0408-6 C0122 208頁
発売:2019-10-11 判形:文庫 3刷
税込730円(本体664円+税)在庫あり
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[内容]
日韓併合とはなんだったのだろうか?
この問題を考えようとしても、政治的な影響のせいで、なかなか自由な議論が行えないのが実情だ。
韓国では、民族主義的な歴史観が浸透し、最後は必ず「日本=悪」という視点に行きついてしまう。一方、そうした過激な論法に日本では反発の声が上がり、「日本は何も悪いことはしていない」という極論まで出るようになっている。
そこで本書では、そうした両極端の価値観を排し、日本が朝鮮半島を統治した35年間の歴史を、客観的に振り返ってみたいと思う。
韓国や北朝鮮にとって都合の悪いことも書いたが、日本にとって耳の痛いこともかなり書いている。それでも、「良いか悪いか」という感情論ではなく、「何が起きたのか」という事実の探求を心がけて執筆したつもりだ。歴史と真摯に向き合いたい方には、ぜひ読んでいただきたい。
※本書は2018年4月に小社より刊行された『誰も書かなかった 日韓併合の真実』を修正の上、文庫化したものです。
[目次]
第1章 日本の植民地支配の目的は何か?
第2章 三・一独立運動の衝撃と総督府の対応
第3章 日本が実施した経済産業政策の功罪
第4章 総督府が導入した諸制度の意味
第5章 戦争と朝鮮半島