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書籍情報

怖いだけが魅力ではない

昭和の怖い漫画
知られざる個性派怪奇マンガの世界

キクタ ヒロシ著 

キクタ ヒロシ 

読者の心を惑わせる怪奇マンガの魅力を紹介

ISBN978-4-8013-0264-8 C0095 256頁

発売:2017-10-25 判形:4-6 1刷

税込1430円(本体1300円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/11/19 09:24:30の状況です)

321(y44)t0:k0:s275;j277;(c1058;o587)

昭和の怖い漫画<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>知られざる個性派怪奇マンガの世界</span>

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[内容]
「怪奇マンガ」といえば、読者を怖がらせることに重きを置いたマンガ、というのが一般的なイメージかと思われます。それは正しい認識でありますが、作品の持つ魅力という点については、恐怖の度合いのみで語り尽くせるものではない、と僕は考えます。
「怪奇」という言葉は怪しく奇なるもの、そして人智によって解明されることがないものを指します。それを考えると怪奇マンガは必ずしも読者を恐怖させることが最重要課題ではなく、現実世界にとらわれないでよいという点で作者の持ち味や遊び心も十分に活かされる、懐の深いジャンルなのではないかと思うのです。(「はじめに」より)

怖いと敬遠されがちな怪奇マンガの魅力を、好評を博した『昭和のヤバい漫画』の著者が紹介。怪奇マンガファンはもちろん、初心者も楽しめる一冊です。

[目次]
第1章 異形の悲哀
第2章 空想の果て
第3章 設定の妙
第4章 歪な愛と性の恐怖
第5章 怪奇はジャンルを超えて


[著者略歴]
東京都出身。フリーライター。サブカルチャー方面に関心が高く、特に怪奇マンガ、貸本マンガに独自の視点を持つ。著書に『昭和のヤバい漫画 知られざる貸本マンガのDEEPな世界』(彩図社)がある。