ISBN978-4-8013-0228-0 C0131 256頁
発売:2017-05-12 判形:文庫 1刷
税込763円(本体694円+税)在庫あり
(在庫状態は2024/11/19 09:24:30の状況です)
946(y62)t0:k0:s884;j884;(c473;o651)
[内容]
数年前までよく目にした中国人が日本で「爆買い」をする光景からは、中国人の気質がよく見える。自国の中国製品が信頼できず日本製品を買う人、転売目的で大量に買っていく人。他にも、高級ブランド品の模造品をつくるため、一度購入した商品を分解して返品する人……。嘘をつき他人を陥れても、彼らは利益のためなら手段を選ばない。
一方、国家としての中国も、日本へも含め対外強硬路線を強めてきている。尖閣諸島の領有権を主張し、南シナ海の南沙諸島を埋め立てる強硬的な姿勢が特に目立つ。
なぜ中国人は人を騙すのか? なぜ中国は一触即発の危険な行動をとるのか?
全ては中国が育んできた長久の歴史の中に隠れている。4000年間虐げられ続けた民は、今を生き延びることしか考えない「現世利益」の思想に行き着いた。また、同様に培われてきた「自分たちが世界の中心だ」という「中華思想」が、中国の強硬姿勢を後押ししている。本書をお読みいただけば、中国や中国人の行動にある背景が手にとるように理解できるだろう。
[目次]
第一章 古代王朝から見える現代中国
第二章 侵略で膨張する中華帝国
第三章 繰り返される殺戮と粛清
第四章 屈辱にまみれた中国の時代
第五章 中国共産党の誕生と今