ISBN978-4-8013-0154-2 C0031 224頁
発売:2016-05-24 判形:4-6 1刷
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86(y44)t0:k0:s42;j42;(c282;o282)
[内容]
これまで世界で起きた戦争によって、私たちにもたらされた良いことがひとつある。
人類が生活するなかで、当たり前にお世話になっている数々の製品――時間を知るために必要な「腕時計」、冬に便利な「トレンチコート」や「ダッフルコート」、食生活には欠かせない「電子レンジ」や「缶詰」、できることならお世話になりたくない「救急車」――実は、これらはすべて戦争によって普及した〝戦争の発明〟なのである。この現象は、善悪の問題とは別に、間違いなく戦争が持っている特性のひとつなのだが「戦争を肯定している」ととられたくないからか、おおっぴらに語られることはほぼない。(「はじめに」より)
[目次]
第一章 戦争が発明したテクノロジー
第二章 戦争をルーツに持つ日用品
第三章 戦争によって生まれたシステム
第四章 戦争と偉大な発明者たち