ISBN978-4-8013-0133-7 C0021 240頁
発売:2016-02-24 判形:4-6 1刷
税込1320円(本体1200円+税)在庫あり
(在庫状態は2024/11/19 09:24:30の状況です)
239(y37)t0:k0:s202;j202;(c284;o460)
[内容]
日本とは一体どのような国なのか。
その答えを探るために格好の題材となるのが、幕末・明治期に訪日した外国人の記録だ。
幕末から明治の終わりまでの約60年間は、一気に国が開かれ、国全体が近代に向かって疾駆した時代だった。
そしてこの大変動に必死に対応しようとした日本と日本人を、外国人たちは目にし記録した。そこには、驚きや親しみ、反感などの反応を伴いながら、古き良き日本の姿と、急速に近代化を遂げた新しい日本が、詳細に描かれているのだ。
そうした外国人による記録から「日本らしさとは何か」を考えていくのが、本書の趣旨である。
軍人や外交官、絵師に旅行家、お雇い外国人などの多彩なキャラクターの外国人たちが見た日本とはどのようなものだったのか?
異文化で育った彼らの視点からかつての日本と日本人を眺め、それらの特徴を知ることで、日本らしさが見えてくるはずだ。
[目次]
第一章 日本はどのような国だと思われていたのか
第二章 開国後の街並みと古き良き時代の日本人
第三章 列強の外交官たちが見た明治維新
第四章 外国人は日本の近代化をどのように捉えたのか
第五章 消え去りゆく 外国人が愛した古き日本