ISBN978-4-8013-0051-4 C0136 192頁
発売:2015-01-23 判形:文庫 1刷
税込681円(本体619円+税)在庫あり
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[内容]
特殊な刑事の活躍や派手なアクションが魅力の刑事ドラマ。世代を問わず多くのファンを集めていますが、警察官の視点で見れば、どうも引っ掛かるシーンや、気になる間違いをいくつか見つけてしまいます。
けん銃で走行中のタイヤを撃ってパンクさせる、遺体の検視を科捜研職員が行う、「婦女暴行」の罪状で現行犯逮捕する。これらはすべて間違いですし、実際は派手な捜査だけでなく犯罪の助長抑止など目立たない業務にも取り組んでいるのです。
本書では、35年間勤めた元警察官の視点から、刑事ドラマに描かれる警察と現実の警察の違いを、「制服・装備品・警察施設」「捜査」「鑑識」「逮捕」「取調室・留置場」「その他」に分類してまとめました。
ドラマでは定番のあのシーンから、今までなんとも思わなかった、ドラマ内のささいな描写にまで、思わず目を向けてしまうような内容をご紹介します。
[目次]
第1章 制服・装備品・警察施設
第2章 捜査の方法
第3章 鑑識のルール
第4章 逮捕の現場
第5章 取調室・留置場
第6章 その他のシーン