[内容]
皆さんは一体何のために記帳して決算書を作成するのですか？　法律で決まっているから？税務申告のため？　しかし、それだけでは実にもったいない。
「会計の力」というのは、非常に大きなものです。その「会計の力」を最大限に利用しましょう。そして、会社の業績を伸ばしていきましょう ！
そのためには、「決算書は作るだけではダメ」なのです。
私は税理士として延べ10年間、いろいろな会社をみてきました。そこで思うのは、儲かっている会社のほとんどは、社長さんが数字に興味を持っているということです。
どうか数字にアレルギーを持たないでください。ぜひ数字に興味を持って、顧問の税理士と「決算書」を細かく分析し、問題点を改善していく策を一緒になって考えてください。そうすればあなたの会社も必ず、業績を伸ばすことができるはずです。

[目次]
第１章　決算書は作るだけではダメなんです！
第２章　こんな会計をしていたら会社がつぶれますよ！
第３章　知っておきたい 決算書の基礎知識と読み方
第４章　決算書から読み解く 実践的な経営分析
第５章　会計の力を最大限に生かす 良い税理士の選び方
第６章　これで安心 税務調査に対する心得

[著者略歴]
國澤 光利（くにさわ　みつとし）
1970年生まれ。
大阪府内の中高一貫教育の進学校に入学するが、「受験勉強」しかない学校の方針に疑問を感じて自主退学。その後、大検を取得し、早稲田大学に進学。在学中は、尾崎豊の個人事務所 ㈲アイソトープで働く。
大学卒業後は、一部上場企業に入社するが、税理士を目指して退社。
税理士資格を取得し、兵庫県の税理士事務所に勤務。４年間の勤務の後、平成19年に大阪府池田市に國澤税理士事務所を開業。現在に至る。
事務所のモットーは、「誠実、親切、丁寧」。