ISBN978-4-88392-814-9 C0022 384頁
発売:2011-09-16 判形:4-6 1刷
税込2640円(本体2400円+税)品切れ
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[内容]
ダン・ブラウン氏の発表した一連の小説が広く話題になったことを受けて、我が国でも秘密結社やフリーメイソンを題材とした一般向けの解説書が次からつぎへと刊行されるようになった。が、……。残念なことに、その大半は著しく不正確な内容で、まったく信用するに値しない。
なぜ、このようなことになってしまったのか。答えは、実に単純明快である。専門家でも何でもない人たちが執筆しているからだ。(「まえがき」より)
毀誉褒貶が渦巻く謎の秘密結社、フリーメイソン。
欧米の古典史料や最先端の研究を読み解き、その起源や歴史、制度、組織構成、理念、文化、シンボリズム、陰謀論まで網羅したフリーメイソン研究の決定版。本書を読めば、フリーメイソンの真実の姿が見えてくる。
[目次]
「序章 秘密結社と参入儀礼」
秘密結社の定義など
「第1章 起源」
実践的フリーメイソンリー、思弁的フリーメイソンリー、薔薇十字団運動、語源と雅称など
「第2章 歴史」
英国、フランス、アメリカ合衆国、ドイツ、日本のフリーメイソン史
「第3章 制度」
ロッジ・システム、“承認”のネットワーク、位階、参入儀礼、相互認証手段、役職、規定など
「第4章 組織構成」
青ロッジと附随構成体、各種の〈儀礼〉、分派、研究ロッジ、娯楽結社など