ISBN978-4-88392-743-2 C0021 224頁
発売:2010-06-25 判形:B6 9刷
税込576円(本体524円+税)品切れ
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[内容]
昔から人々は日本のあらゆる場所で村を作り生活してきた。しかしすでに消えてしまった村は多い。かつて人々はどんな場所で生き、どんな事情で消えていったのか。また、現存する村々がどのような文化を継承しているのか…「村」を通して人間の生きざまが見えてくる。
[目次]
一章 人々が追われた村
日本最大規模のダムの底に沈んだ村
山間の村を滅ぼした豪雨と土石流
公害と戦い消えていった村ほか
二章 繁栄のなごりが残る地
廃坑跡に立つコンクリートのやぐら
島がまるごと廃墟になった島
オホーツクで起こったゴールドラッシュほか
三章 人々の姿が消えた土地
自然に還りつつある東京都内の廃村
かつてマタギたちが住んでいた土地
かつて地図から消えたことがある島ほか
四章 逸話や伝説が残る村
村人の命を救った手堀りのトンネル
キリストは106歳で日本で死んだ?
夫婦のいとなみに豊作と魔除を祈る祭りほか
五章 事件の舞台になった村
廃校に救われた雪山の遭難者たち
貧困打破のために人々が決起した村
幕末の日本を変える事件が起こった村ほか