[内容]
『未成年』『俺節』『編集王』『同じ月を見ている』……。
どこまでも熱く、泥臭い。
読む者の胸を打つ傑作を数多く残した漫画家・土田世紀。
その素顔を、元アシスタントの漫画家が描く。
ツッチーを囲む個性派のスタッフたち、予測不能な行動に走る漫画家、ネームの達人と呼ばれた土田世紀・創作の極意、
あの名作誕生の舞台裏、そして天才の知られざる苦悩……。
200ページ超、描き下ろし！　土田作品のファンのみならず、全漫画ファンに捧げる一冊。

[著者略歴]
北村永吾（きたむら・えいご）
大阪府出身。1993年に『課長さんの冒険』で「週刊ビッグコミックスピリッツ」の新人賞であるスピリッツ賞佳作に入選。94年にデビュー。95年に土田世紀のアシスタントとなり、『編集王』などの制作に携わる。4年半後に独立し、青年誌などを中心に活動。主な作品に『ボーダーライン』『駅前スパイチャーリー』『怪人Ｘ』『過去からの使者』『加害少年A〜そんげん寮と行き場を失った子どもたち〜』などがある。