[内容]
「定年」は、人生の大きな区切りです。
最近は定年後も働き続ける人が多いですが、60歳、65歳という年齢は、今も区切りのひとつとして存在します。
というのも、定年時に行わなければならない手続きは、年金、雇用保険、健康保険、税金など、たくさんあるからです。
どれも初めて行う手続きですから、戸惑うことも多いでしょう。
でもこの1冊があれば心配いらずです。
何から始めると効率が良いか、数多くの選択肢からどれを選ぶとおトクか、どんな書類を準備してどこを書けばいいのかなど、実際の手続きに必要なノウハウが全部分かります!
[目次]
第1章 定年前の準備をする
第2章 雇用保険編
第3章 年金編
第4章 健康保険編
第5章 退職後の税金編
[著者略歴]
房野和由(ふさの・かずよし)
特定社会保険労務士。埼玉県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。開業社労士の傍ら、資格専門学校にて社労士受験講座の講師を務める。著書に『障害年金・生活保護で不安なく暮らす本』『まず200万円もらって始める、ゆるゆる起業』(以上、ぱる出版)などがある。
柴崎貴子(しばさき・たかこ)
税理士・社会保険労務士。柴崎会計事務所代表。東京都生まれ。明治大学政経学部政治学科卒業。「幸せな相続」ができるよう、お客様には生前贈与対策の提案に努めている。東京税理士会練馬東支部 税務支援対策部所属。小中学校で租税教育を行うほか、大学で租税法講座の担当も受け持っている。著書に『生前贈与の手続きの進め方』、『不動産取引の進め方』、『家族信託の手続きの進め方』(いずれも彩図社)などがある。