[内容]
自分の財産をどのように残すか、自分で決めたいと思うのは当然のことです。しかし、いざという時に思うように体が動くという保証はありません。場合によっては、不本意な結果に終わることもあり得るのです。
そうならないために必要なのは、やはり知識と準備です。
本書は、制度や実践のためのノウハウを図で掲載しており、難しい制度も簡単に理解できます。
今後は、相続税と贈与税の一体化されることか予想されます。
時限のある制度はできるだけ早めに利用し、来るべき相続に備えましょう。
[目次]
第1章 相続税とはどんな税金か?
第2章 節税テクニックの基本
第3章 生前贈与の徹底活用
第4章 遺言と配偶者への財産継承
[著者略歴]
柴崎貴子(しばさき・たかこ)
税理士・社会保険労務士。柴崎会計事務所代表。
東京都生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒業。「幸せな相続」ができるよう、お客様には生前贈与対策の提案に努めている。
東京税理士会広報部所属。小中学校で租税教育を行うほか、大学にて租税講座の担当も受け持っている。
房野和由(ふさの・かずよし)
特定社会保険労務士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士。
埼玉県生まれ、早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。開業社労士の傍ら、資格専門学校にて社労士受験講座の講師を務める。
著書に『障害年金・生活保護で不安なく暮らす本』『まず200万円もらって始める、ゆるゆる起業』(以上、ぱる出版)、『社労士・税理士が教える 絶対にやっておかないとヤバイ! 定年前後の手続きの進め方』『会社を退職するときに絶対に知っておきたいお金の話』(小社)などがある。