彩図社(さいずしゃ)は、読者の好奇心を本にする出版社です。お知らせ

書籍情報

朝鮮統治35年を金銭面から分析する!

日韓併合の収支決算報告
〝投資と回収〟から見る「植民地・朝鮮」

青山 誠著 

アオヤマ マコト 

日本は何を得て、何を失ったか?

ISBN978-4-8013-0552-6 C0021 240頁

発売:2021-08-25 判形:4-6 1刷

税込1430円(本体1300円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/11/19 09:24:30の状況です)

878(y117)t0:k0:s757;j761;(c1658;o1658)

日韓併合の収支決算報告<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>〝投資と回収〟から見る「植民地・朝鮮」</span>

お近くの書店あるいは下記ネット書店でお求めください

[内容]
明治43(1910)年8月29日、大日本帝国は「韓国併合ニ関スル条約」に基づいて、朝鮮半島を領土に組み入れた。
世にいう「日韓併合」である。
日本は朝鮮総督府を置くと、莫大な予算をつぎ込み、朝鮮半島の近代化に着手した。
税制を立て直すために、土地の測量を断行。道路や鉄道などのインフラを整え、内地からの投資を呼び込み、農業中心だった朝鮮の工業化を目指した。公立学校を各地につくり、朝鮮半島の人々の教育レベルの向上に努めた……。
日本の朝鮮統治は、太平洋戦争に敗れるまで、35年続いた。
その間、日本は果たしてどれだけの金銭を朝鮮半島に費やしてきたのか。
そして、その見返りに日本は何を得ることができたのか。
日韓併合を金銭面から分析。かつてない併合の姿をあぶり出す。

[目次]
【第一章】日本はなぜ朝鮮半島を欲したのか?

【第二章】朝鮮半島に「近代」を移植する

【第三章】朝鮮半島を豊穣の地に

【第四章】皇民化のコスト

【第五章】「植民地」に暮らす日本人の実相

【第六章】アジア侵略に活用された朝鮮半島の人的資源

【第七章】いまも増殖し続ける負の遺産


[著者略歴]
青山誠(あおやま・まこと)
大阪芸術大学卒業。著書に『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社)、『戦術の日本史』(宝島社)、『金栗四三と田畑政治』(中経の文庫)、『戦艦大和の収支決算報告』『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)などがある。雑誌『Shi-Ba』で「日本地犬紀行」、web「さんたつ」で「街の歌が聴こえる」を連載中。