ISBN978-4-8013-0541-0 C0121 224頁
発売:2021-07-15 判形:文庫 1刷
税込750円(本体682円+税)在庫あり
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[内容]
現代の感覚で捉えると、「戦争」とは特別で非日常のもののように感じられるが、実際のところ、戦時中の人々はどのような暮らしをしていたのだろうか?
当然ながら窮屈な思いをすることも多かったに違いないが、現代の人々と同じような日常の暮らしもあっただろうし、当時なりの喜怒哀楽もあったはずだ。
長い戦争を生き抜いた人々の“日常”を、太平洋戦争の期間を中心に、写真とともに追う。
本書は、2016年12月に弊社より刊行した同名書籍を再編集したものです。
[目次]
1章 戦時中の日本人の日常
配給の時にだけ出現した「幽霊」たち
「欲しがりません勝つまでは」の裏事情
戦時中に受験をした子供たち
2章 戦時中の娯楽
東京大空襲の3日後に開かれた寄席
当時のJポップだった軍歌
戦艦の上で開催された相撲大会
3章 戦時中の街の風景
街から消えたハチ公像
屋根の上でつくられていたかぼちゃ
空襲されても走り続けた列車
4章 本土決戦の足音
軍事教練を受けていた人々の本音
子供の集団疎開で大混乱した人々
空から降ってきた敵軍のビラ
5章 幻となった戦争の遺物
空母になった民間船
消えた天気予報
わざと間違えて描かれていた地図
中止になった東京オリンピック
ほか