[内容]
「あれ…!? なにかあやしいけはいがするぞ!?」
「ようかい でるでる…」
ページをめくると、現れる大迫力のようかいたち。
『蔵六の奇病』『地獄変』などで知られる伝説の怪奇漫画家・日野日出志が描く、怖いけれども、どこかユーモラスなようかいワールド。
子どもが夢中になって読んでしまう、この夏、一番怖いトラウマ絵本の誕生です!
〈2~5歳にオススメ〉
[著者略歴]
日野日出志
怪奇漫画家。大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科教授。
1967年のデビュー以来、雑誌『ガロ』『少年画報』『少年サンデー』などを中心に『蔵六の奇病』『地獄変』など数多くの怪奇や叙情的な世界を表現し、ホラー漫画界の重鎮として人気を確立。
国内にとどまらず海外でも高く評価され、翻訳作品が多数ある。近年では叙情怪奇作家として絵本を創作するなど精力的に活動を行う。
寺井広樹
文筆家。怪談の蒐集や超常現象の研究をライフワークとしている。『日野日出志 泣ける!怪奇漫画集』(イカロス出版)、『電車を止めるな!』(PHP研究所)など著書多数。文筆業のかたわら、地方創生事業に進出し、企画プロデュースした「お化け屋敷電車」「まずい棒」が話題に。今夏公開のドキュメンタリー映画『伝説の怪奇漫画家・日野日出志』では監督を務める。