ISBN978-4-8013-0289-1 C0033 256頁
発売:2018-03-12 判形:4-6 1刷
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[内容]
今、日本の食料自給が重大な危機に直面している。しかし、多くの日本人はそのことを知らない。
「種子法(正式名称:主要農作物種子法)」によって保護されていた、稲、大麦、はだか麦、小麦などの作物の種が脅かされているのである。種子法が廃止されることによって、これまで都道府県が行っていた種子の生産・普及が民間でも行うことができるようになる。
しかし、そのことによって穀物メジャーによる日本の農業への参入を招き、日本の食糧安全保障、食糧自給、そして食の安全が揺らぐ危険性も孕んでいる。種子法は2018年4月1日に廃止されることが決定しているが、このことを報じたマスコミはほとんどない。日本の食料自給が脅かされている今、この問題に着目しなければならない!
本書では種子法廃止と世界を飲み込むグローバリズムの弊害を解き明かす。
[目次]
第1章 スパイスから始まったグローバリズム
第2章 グローバリズムに食いつぶされる国家
第3章 揺らぐ食の安全保障
第4章 種子法廃止が日本を壊す