ISBN978-4-8013-0183-2 C0195 224頁
発売:2016-09-15 判形:文庫 1刷
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[内容]
日本は、まことに平和な国である。
久しく他国と戦うことがなかったこの国で「戦争」が語られる時、それは太平洋戦争の悲惨さについてだったり、日清・日露戦争の勇ましさについてであることが多い。
しかし、実はこれらの戦いは、日本がくぐり抜けてきた戦火のほんの一部でしかない。
日本が初めて外国からの襲撃を受けたのは1019年、有名な「モンゴル襲来」からさかのぼること250年以上も前である。この時は、とある豪快な不良貴族の活躍で外敵は退けられた。しかし、このことを知る日本人はほとんどいない。(「はじめに」より)
※本書は平成27年に小社より刊行された『教科書には載っていない 日本の戦争史』を加筆・修正し、文庫化したものです。
[目次]
第一章 外敵の時代とモンゴル襲来の謎
第二章 日本人の対外遠征
第三章 日本はいかにして日本になったのか?
第四章 ペリーの来航と近代国家への道
第五章 日本人が知らない日本の戦争史