ISBN978-4-8013-0129-0 C0121 224頁
発売:2016-02-12 判形:文庫 1刷
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1872(y89)t0:k0:s1783;j1783;(c830;o830)
[内容]
昔から人々は日本のあらゆる場所で村を作り生活してきた。しかしすでに消えてしまった村は多い。かつて人々はどんな場所で生き、どんな事情で消えていったのか。また、現存する村々がどのような文化を継承しているのか…「村」を通して人間の生きざまが見えてくる。
[目次]
一章 人々が追われた村
日本最大規模のダムの底に沈んだ村
山間の村を滅ぼした豪雨と土石流
公害と戦い消えていった村ほか
二章 繁栄のなごりが残る地
廃坑跡に立つコンクリートのやぐら
島がまるごと廃墟になった島
オホーツクで起こったゴールドラッシュほか
三章 人々の姿が消えた土地
自然に還りつつある東京都内の廃村
かつてマタギたちが住んでいた土地
地図から消えたことがある島ほか
四章 逸話や伝説が残る村
村人の命を救った手堀りのトンネル
キリストは106歳で日本で死んだ?
夫婦のいとなみに豊作と魔除を祈る祭りほか
五章 事件の舞台になった村
廃校に救われた雪山の遭難者たち
貧困打破のために人々が決起した村
一晩で30人の村人が殺された村ほか