ISBN978-4-8013-0087-3 C0131 224頁
発売:2015-07-17 判形:文庫 2刷
税込681円(本体619円+税)取扱終了
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[内容]
終戦70周年を迎える2015年。
近年、先の大戦をテーマにした書籍が多数発売されている。「なぜ、日本人は戦争を選んだのか?」そして「日米開戦当時、なぜ多くの日本人が開戦を支持したのか?」を論じる書籍もあるが、その理由は複合的で、1つのものを取り上げてこれだと断じることは難しい。本書では、「人種差別」の観点に着目し、この疑問に迫っていく。
1919年パリ講和会議で日本が提出した「人種差別撤廃案」はアメリカやイギリスの反対で否決されている。また、カリフォルニアでは激しい日本人排斥運動があった。更に時代を遡れば、戦国時代に日本人がポルトガル人に奴隷として売り買いされていたことにも行き当たる。
戦争をただ肯定するのではなく、隠されていた真実に光を当てる1冊。
[目次]
第一章 大東亜戦争と人種差別
第二章 世界侵略を正当化した人種差別思想
第三章 アフリカ、インカ、アメリカの悲劇
第四章 奴隷貿易と無縁ではなかった日本
第五章 「植民地にされる」とはどういうことか
第六章 日本が求めた欧米列強と対等の地位
第七章 人種差別撤廃の理想を世界に問うた日本
第八章 日本人が知らない大東亜戦争の大義