ISBN978-4-8013-0034-7 C0021 224頁
発売:2014-10-10 判形:4-6 1刷
税込1320円(本体1200円+税)在庫僅少
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[内容]
2014年7月、第二次安倍晋三内閣はこれまでの憲法解釈を政治主導で変更し、「日本も主権を有する独立国として集団的自衛権を限定的に行使できる」とした。むろん、これは日本の安全保障の柱であるアメリカとの「日米同盟」の成熟と深化を狙ってのことだ。それにしても、今や切っても切れない関係にある両国はどのようにして出会い、協調と摩擦を繰り返し、時には「太平洋戦争」という決定的な対立を迎え、敗戦を経たのだろうか?
また、我が国は戦後、彼の国から何を学び、今日の日本にどう活かしたのか?
本書はそんな疑問に答えるために書かれた。
160年にも及ぶ日米の交流史を正面切って捉えようとしても堅苦しくなるだけなので、誰もが肩の力を抜いて、できるだけ気軽に読めるように心がけた。本書を読むことで、読者諸氏が日米両国が過去にどのように関わってきたのかを知り、今後、両国の関係がどうあるべきなのかを考える、ひとつの材料になれば幸いである。
[目次]
第一章 黒船来航 2つの「小国」の出会い
第二章 日露戦争 日米蜜月の時代
第三章 膨張する両国 軋み始めた友好関係
第四章 決定的破綻 太平洋戦争へ
第五章 占領 核の傘の下で
第六章 冷戦体制崩壊 新たな関係へ