ISBN978-4-8013-0019-4 C0021 208頁
発売:2014-08-22 判形:4-6 1刷
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[内容]
情報は扱い方によって、人を幸せにすることもあれば、破滅の淵に追い込むこともある“諸刃の剣”である。それは、20世紀の日本、つまり「大日本帝国」の国家運営でも同じだった。
大日本帝国が誕生した頃は、産業革命による交通手段の発達や、情報関連機器の高度化によって、現代と同じように情報の量や飛び交う速度が、爆発的に増えた時代。
だから国の政策や、軍を動かす作戦を決めるにあたり、質と量を兼ね備えた情報を持つ国が国際競争では優位に立った。そこで生まれるのが、国同士の情報の奪い合い「情報戦」である。本書では、大日本帝国が勃興し滅びるまでに世界を相手に死力を尽くし展開された諜報・謀略・スパイ戦の全貌をあますところなく紹介する。(「はじめに」より)
[目次]
第一章 太平洋戦争 激烈な情報戦の真実
第二章 明治日本の情報攻防戦
第三章 日本の情報戦 衰退の謎
第四章 大日本帝国 謀略組織の闇
第五章 敗戦 スパイたちの戦後史