彩図社(さいずしゃ)は、読者の好奇心を本にする出版社です。お知らせ

書籍情報

“カオスシティ”足立区のリアル

ルポ足立区

山田 ルイ著 

ヤマダ ルイ 

ヤクザ、裏カジノ、フィリピンパブ…

ISBN978-4-8013-0709-4 C0095 208頁

発売:2024-02-22 判形:4-6 1刷

税込1540円(本体1400円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/04/26 14:45:30の状況です)


626(y287)t0:k181:s0;j339;(c987;o10197)

ルポ足立区

お近くの書店あるいは下記ネット書店でお求めください

[内容]
東京都足立区竹の塚。
僕の地元は、ヤクザが多い街だ。
先輩の先輩、親戚、同級生。大げさではなく、誰もが知り合いを辿っていけば簡単にヤクザに辿り着くことができる。

・中学校の隣にある裏カジノ
・シャブ中の巣窟になっているビデオボックス
・数十人を巻き込んだヤクザの乱闘事件
・妖しいフィリピンパブ街
・人が攫われる花火大会……

足立区で暮らしていると、他では考えられないような危険な場所や大きな事件に遭遇することは多い。
この本に綺麗事を書くつもりはないし、逆に地元を貶めたいという意図もない。ただ純粋な記録として、足立区で生まれ育ったひとりの人間が何を見て何を感じ、どのような心境の変化があって現在の活動に至ったのかを残しておきたいと思い、筆を執った。

自分の体験も織り交ぜつつ、できるだけ客観的に足立区のリアルを伝えられるよう書いたつもりだ。
この街のありのままの姿が、少しでもあなたに伝われば嬉しい。

[目次]
第一章 足立区DEEPスポット
・「ゾンビ」が出現するビデオボックス
・中学校に隣接する闇カジノ
・ドラッグストアから姿を消すあるモノ
・喧嘩が多発するナンパスポット
・不良が毎晩集まる中華料理店
・刺青だらけの銭湯
・不良の憩いの場 日焼けサロン
・心霊スポット おばけ団地
・日本の「リトルマニラ」

第二章 足立区重大事件簿
・足立区で犯罪が多発する理由
・人が攫われる花火大会
・竹ノ塚駅の「開かずの踏切」
・足立区とオウム真理教
・足立区の大麻事情

第三章 僕が見てきた足立区
・この街に生きる不良たち
・ヤクザマンション
・不良のファッション事情
・横行する中学生のバイク窃盗
・河川敷で200人の合コン
・「大人の遊園地」 東京拘置所
・フィリピン人の「ボス」
・伝説のホームレス「ポポ」

第四章 足立区で生きるということ
・足立区でヤクザをやるということ
・暴走族の元総長
・多様化する犯罪事情
・名選手を輩出する格闘技ジム
・格闘技イベント『漢気』


[著者略歴]
1985年、東京都足立区生まれ。足立区の中でも治安が良くないとされる竹の塚で育つ。現在は自身の経験を活かし、格闘技イベント「漢気」や新宿・歌舞伎町のパトロールを行う自警団の代表を務めるなど、青少年育成のための活動を行う。