[内容]
キャンプでは、便利な道具を多用するもあり、限られた荷物で不自由を楽しむもあり…いろんな楽しみ方があっていいと思いますが、本書は後者の「最小限の道具で大自然を楽しみたい」方向けです。

とはいえ、失敗ばかりでは落ち込んでしまいます。ましてせっかく一緒にキャンプに出掛けた家族や知人にがっかりされてしまうことは避けたいもの。そのための、中・上級になれるテクニックを、アウトドア歴30年のベテランキャンパーが本書に詰め込みました。

簡単なのに意外と知られていないノウハウはけっこうあります。
「知っていれば失敗しなくて済んだのに…」と嘆く前に本書を一読し、可能ならキャンプ場にも持っていけば、活躍すること間違いなしです。

[目次]
１章　水と火を効率よく使う
・薪でもガスコンロ並みの火力調節が簡単にできる
・突然、雨に襲われてもサッと火をおこす方法
・近くに川や雨水がなくても自力で飲み水を確保できる
ほか

２章　キャンプ飯のひと工夫
・飯ごうを忘れても空き缶があればホカホカのご飯が炊ける
・ふつうのフライパンをオーブンに変身させるには？
・意外に知らないクーラーボックス120％使いこなし術
ほか

３章　快適空間のつくりかた
・機能的なテントサイトのレイアウトとは？
・アイデアひとつであこがれのハンモックができる
・蚊取り線香や虫よけスプレーをうっかり忘れたら？
ほか

４章　野外アクティビティ
・釣り竿がなくてもイワナやヤマメを簡単にゲットする方法
・キャンプ場でシャワー気分を味わう
・ノコギリがなくてもオノが１本あれば製材できる
ほか

５章　もしものときの対応
・手のひらを見るだけで日没までの時間がわかる
・ペグがどうしても抜けないときは？
・テントがなくても雪の中で安全に過ごすには？
ほか

[著者略歴]
栃木県生まれ。山と海が大好きなアウトドア歴30年のベテランキャンパー。休日には、地元の山岳会会員の妻と登山を楽しむ。出版編集プロダクション代表でもある。
「自然の中には最新のキャンプギアに代用できるものがいっぱいある！」がモットーで、「非日常と不便さを楽しむ」のが基本スタイル。アウトドア遊びの達人でもある。