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書籍情報

この時代にもっとも必要な学問

図解 いちばんやさしい地政学の本

沢辺 有司著 

サワベ ユウジ 

[地政学」を通して世界を見れば,[何が起きているのか」がよくわかる

ISBN978-4-8013-0230-3 C0031 224頁

発売:2017-05-25 判形:4-6 1刷

税込968円(本体880円+税)品切れ

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図解 いちばんやさしい地政学の本

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[内容]
「地政学」とは、地図をもとに政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。
地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。
いま世界のあちこちでテロや紛争が起き、EU離脱や地域の独立運動、国家併合、大量難民流入など、シビアな問題が次々と起きています。
なぜこうした問題が起きているのでしょうか?
その地域で起きていることは、ある程度、その地域で積み重ねられてきた「歴史」を紐解くことで見えてくることがあります。しかし、実際にいま起きていることの多くは、地政学を使うことでかなりクリアに見えてきます。

アメリカは世界とどのようにかかわっていくのか?
ロシアはなぜウクライナから撤退しないのか?
中国はなぜ外洋へ出ようとするのか?
EUの体制はこれからどうなるのか?
なぜ中近東ではいつも紛争が起きるのか?
激動の世界の中で、日本はどのように動くべきなのか?

混沌として先の見えない時代です。だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。それによって自信をもって世界と向き合うことができるはずです。(「はじめに」より)

[目次]
第1章 「地政学」とは何か?
第2章 世界をかき回す覇権国家 アメリカの地政学
第3章 帝国主義へ回帰する北の大国 ロシアの地政学
第4章 アジアの覇権をねらう 中国の地政学
第5章 ナショナリズムが吹き荒れる!? ヨーロッパの地政学
第6章 紛争と大国の思惑が渦巻く 中近東の地政学
第7章 大国の情勢を映す アジアの地政学


[著者略歴]
著者略歴
沢辺有司(さわべ・ゆうじ)
フリーライター。横浜国立大学教育学部総合芸術学科卒業。
在学中、アート・映画への哲学・思想的なアプローチを学ぶ。編集プロダクション勤務を経て渡仏。パリで思索に耽る一方、アート、旅、歴史、語学を中心に書籍、雑誌の執筆・編集に携わる。現在、東京都在住。
パリのカルチエ散歩マガジン『piéton(ぴえとん)』(www.pieton.info)主宰。
著書に『図解 いちばんやさしい哲学の本』『図解 いちばんやさしい三大宗教の本』『図解 いちばんやさしい古事記の本』『ワケありな映画』『ワケありな名画』『ワケありな本』『ワケありな日本の領土』『封印された問題作品』『音楽家100の言葉』『吉田松陰に学ぶ リーダーになる100のルール』(いずれも彩図社)、『はじめるフランス語』(学研教育出版)などがある。