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書籍情報

太宰讃歌

阿久津 レイ子著 

アクツ レイコ 

ISBN4-88392-185-9 C0195 168頁
(ISBN9784883921850)

発売:2001-07-30 判形:文庫 1刷

税込550円(本体500円+税)取扱終了

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太宰讃歌

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[内容]
太宰治が没して、平成十年で五十年が経ちました。
しかし、太宰文学の人気は一向に衰えず、若者の間ではますます高まって、文庫本の売り上げは一番と聞きます。そして隠れ愛読者も多数とのことです。
実は、この私も長年の愛読者です。一過性などではなく、ずっと引き続き太宰のファンであり、太宰文学の愛好者です。
勿論、「隠れ」などではなく、ファンであることを諸手を挙げて言言し、高らかに太宰治および太宰作品を讃えたい気持ちでいました。それが高じて、太宰治について何か書きたいと思ったのです。
難解な文章、難解な理論づけは、浅学非才の私には出来かねます。それらは太宰文学とは馴染まないものと勝手に決め込んで、私は私なりに凡人の素朴な見解を書いて、堂々と、太宰治を賛美し、愛好し、讃えたいと思います。


[著者略歴]
著者は、数十年来、太宰文学の愛読者である。その集大成として、紀行文を織り交ぜた評論エッセイをまとめた。
太宰ファンもそうでない人も、是非、本書を読んで感想をお寄せください。